マグリット 光と闇に隠された素顔

¥2,500 (税別)

著者・編者森耕治
ISBNコード978-4-8373-0442-5
Janコード9784837304425
CコードC3071
サイズ・付属品B5変型判 220×170mm
ページ数160ページ
電子書籍なし

日本人初のベルギー王立美術館公認解説者・森耕治氏による、マグリットの作品を新しい解釈で読み解いた作品解説書です。《光の帝国》《大家族》《ピレネーの城》といった日本でも有名な作品はもちろん、マグリットの人生を解き明かすうえでかかせないシュルレアリスム以前の作品や、これまで日本では画集に掲載されたことのない貴重な作品なども収録した、画集としても充実の1冊です。作品のほかに、当時のモノクロフィルムや、現在のマグリットゆかりの地の写真も豊富に掲載! “イメージの魔術師”の異名を持つマグリットが追い求めたもの。それが人類普遍の願いであることに、あなたもきっと驚くはずです。

─本文より引用─
20世紀のベルギーが生んだシュルレアリスムの巨匠マグリットといえば、皆さんどのような印象をもたれていますか?
星空を飛翔する、青空の国からやって来た巨大なハト。青空の下の闇の世界に、灯りをともしてたたずむ館。荒波の上を飛ぶ巨大な石の塊。そうかと思えば、青空にふわふわと浮かんだ無数のメロン帽子の男たち。部屋いっぱいに膨らんで今にも破裂しそうな巨大な青リンゴ。
我々はこのような幻想的で詩情あふれるイメージを思い浮かべがちです。
しかし、過去の多くの巨匠たちと同様に、画家マグリットも彼の作品が詩的で幻想的な画風になって多くの人々を魅了するまでには、計り知れない苦難と変遷の歴史がありました。
(中略)
なぜマグリットは死ぬまで自分の若いときのことを語るのをかたくなに拒んだのか、本書を読めばその理由が想像できると思います。マグリットの個人的な人生、特に幼少から青年期のプライベートな部分は、ヴェールに包まれているからこそ、彼の作品の神秘的な美と増幅し合って、マグリット神話を生み出すのに一役買っていました。しかし、2009年にマグリット美術館がオープンした今となっては「マグリットの素顔」つまり、いいところも悪いところもすべて含めて知っていただくことが、マグリット芸術をより深く理解する最良の方法ではないかと思います。

 

目次

【目次】

マグリットの素顔
第1章 1898-1917年 誕生・青年期
第2章 1918-1925年 シュルレアリスム以前 印象派から抽象画へ、そして未来派とキュビスムへ
第3章 1925-1930年 シュルレアリスム第1期 紺色の時代
第4章 1930-1942年 シュルレアリスム第2期 確立期
第5章 1943-1948年 太陽と牡牛の時期 模索と激動期
第6章 1949-1967年 青空のシュルレアリスム

商品コード: 978-4-8373-0442-5 商品カテゴリー: ,

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