2024/1/27（土）国書刊行会さま、河出書房新社さま、弊社による３社合同企画トークイベント「ゼロからわかるオスカー・ワイルド」が開催されました。ご来場、ご視聴くださった皆様、誠にありがとうございました。

日本では『幸福の（な）王子』『サロメ』『ドリアン・グレイの肖像』など、アンハッピーエンドな寓話の作者というイメージの強いオスカー・ワイルドだが、欧米では『理想の夫』『真面目が肝心』など風刺の効いた戯曲作家としての評価の方が高いというお話、

『獄中記』は投獄され裏切られた思いで綴られた日記のように思われがちだが結局最後はラブレター？

作家としての作品が世に出るより先に、その発言や行動で世間の注目を浴びていたワイルドは、今でいうYouTuber？

同性愛についてのヨーロッパでの歴史的認識の推移とワイルドが投獄された当時のイギリスの時代背景は？

そしてオスカー・ワイルド協会誌「オスカー・ワイルド研究　第22号」にて宮崎さまが書かれた『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』書評のお話とともに、本作品と『吉田健一に就て』での評論を、ワイルドというキーワードから語る30分！

などなど、とても2時間では収まりきらない「中身の濃い」内容を宮崎かすみさまと川本直さまが熱く解説してくださいました！！

すてきな書棚に囲まれた本屋B&Bさまで本を語る幸せな夕べ。皆様本当にありがとうございました！

　終了後にはサイン会も！　川本さまの「オスカー・ワイルドTシャツ」にご注目！

【営業O】