欲しい服が頭に浮かんでも、素敵な服を見つけても名前がわからない!
服飾デザインの描写を的確に表現したい!
あの国の民族衣装は?あの柄の由来は?
服のデザインにはそれぞれ名称があります。スカートやパンツ、トップスなどの服全体はもちろん、襟や首回りの形、カフスなど、1枚の服の各パーツには実は呼び名があるのです。
本書では1130点以上のパーツそれぞれにイラストが入っていますので、思い描くデザインを、イラストの形を見ながら探すことができます。
また、
・「トレンチコート」第一次世界大戦時に泥地でのトレンチ(塹壕)内で着用し、機能性を発揮して普及した軍用コート特徴を持つアウター。
・「カーディガン」名称は考案したカーディガン伯爵による。
・「スニーカー」名称は、ゴム底で足音をさせずに近づけることから、英語のSneak(忍び寄る)からとされる。
・「市松模様」名称は、江戸時代に、歌舞伎の佐野川市松が袴(はかま)に用いたことからと言われる。
等、興味深い解説が入っており、デザインの名称や特徴、歴史などもよくわかります。「これってこういう呼び方をするんだ」という発見とともに、「何が元になって生まれたデザインなのか」また「デザインの特徴はどんなところなのか」など、楽しくファッションパーツが頭に入ってきます。また逆に、索引を使って名称からパーツを探すこともできるのでとても便利!
ショッピングやコーディネイトはもちろん、創作資料として、イラストやデザインの参考としても幅広く役立ちます。
オカダヤ新宿本店様、服飾館各階のレジ前等にて現在展開中!
レイヤーさんはもちろん、絵描きさん、字書きさんにもおススメの一冊!と推していただいております。オカダヤ公式オンラインショップ様でもご購入できます。
(営N)