【お詫びと訂正】
『中世ヨーロッパの軍隊と戦術』(第1刷)につきまして、以下の間違いがございました。
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p.17の左ブロック下から2行目
誤:封土を基礎通過とした→ 正:封土を基礎通貨とした
p.53の左ブロック上から12行目
誤:2代公爵ジャン2世→ 正:2代公爵ジャン1世
p.120の図中❹のキャプション
誤:ノーフォーク隊は見せかけの撤退で相手を誘き寄せようとするがうまくいかない。→ 正:テューダー軍前衛は見せかけの撤退でノーフォーク隊を誘き寄せようとするが失敗する。
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ご購入くださった皆様には、心よりお詫び申し上げます。第2刷より訂正致します。
2024.10.15マール社編集部
中世ヨーロッパの軍隊と戦術
2024/10/04新刊 好評発売中
定価 2,750円 (本体 2,500円+税)
著者・編者 | 渡辺信吾(ウエイド) 著 |
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監修 | 旗代大田 監修 |
ISBNコード | 978-4-8373-0922-2 |
Janコード | 9784837309222 |
Cコード | C0022 |
サイズ・付属品 | B5判 |
ページ数 | 144ページ |
ダイナミックな時代を生きた、中世軍隊の実像に迫る!
・騎士とはどのような立場だったのか? 騎士になる方法は?
・中世の軍隊はどのような組織系統だったのか、1つの隊にはどのような人が属していたのか?
・血の輸出とまで言われた、金で雇われる軍隊=傭兵の真実の姿とは?
・兵として家臣を動員できるのは40日が限度。それ以上は農地を空けられない……
・身を守るための鎧や甲冑、盾などの時代ごとの変遷
・騎士の「戦友」馬の活用法と防具
・剣や棍棒、戦斧、槍、竿状武器などの接近戦用武器から、弓やクロスボウ、銃、大砲などの飛び道具まで、武器の種類と使い方、構造の図解
・約20の攻防戦の結末と勝利への鍵。各隊の動きはどうだったか?
これらをイラストでわかりやすく解説!
歴史好きの方にはもちろん、創作や、TRPGなどのゲームのための参考資料としてもおすすめです。
※本書掲載の図版およびテキストの著作権は著者に帰属しますので、権利の侵害とならないようご注意ください。
著者紹介
【著者:渡辺信吾(ワタナベシンゴ):ウエイド】
幼少期よりイラストレーションと軍事史に関心を持つ。都内の美術大学で映像を学んだ後、イラストレーターとして勤務を開始。得意分野は軍事関連、特に日本、西洋の甲冑・武器、第二次大戦の航空機など。雑誌での連載のほか、書籍の執筆、プラスチックモデルの説明書の製作を手がける。 都内のデザイン会社、株式会社ウエイドに所属。
【監修:旗代大田(ハタシロオオタ)】
軍事史ライター。学生の頃から軍事史に関心を持つ。現在は中近世ヨーロッパの軍事史に焦点をあわせて、同人誌『私家版 近世欧州軍事史備忘録』シリーズの発行や雑誌への寄稿、講演などの活動を行なっている。
目次
はじめに
第1章 中世とは何か
第2章 中世の軍隊
後期ローマ帝国の軍隊
ゲルマン民族の軍隊
フランク王国の軍隊
封建制の発展
騎士
紋章・バッジ・旗
騎士道
騎士以外の騎兵
民兵
イタリア民兵
封建制軍隊の問題点
金で雇われる軍隊へ
スイス軍
フス派軍
ランツクネヒト
コンドッティエーレ
フランスの改革
薔薇戦争時のイングランド軍
ブルゴーニュ公国軍
第3章 中世の武器
甲冑
盾
馬
剣
棍棒・戦斧・戦鎚
槍
竿状武器
弓
クロスボウ
銃
大砲
火薬
第4章 中世の戦術
後期ローマの戦術
・ストラスブールの戦い
ゲルマン人の戦術
騎兵戦術の確立
・ヘイスティングズの戦い
・ブレミュールの戦い
十字軍の戦術
・アルスフの戦い
中世戦術の原則
スコットランド独立戦争の戦術
・フォルカークの戦い
・バノックバーンの戦い
百年戦争の戦術
・クレシーの戦い
・アジャンクールの戦い
・カスティヨンの戦い
薔薇戦争の戦術
・タウトンの戦い
・ボズワースの戦い
イタリアの戦術
・レニャーノの戦い
・カスタニャーロの戦い
スイスの戦術
・ラウペンの戦い
・ムルテンの戦い
ランツクネヒトの戦術
・パヴィアの戦い
フス派の戦術
ブルゴーニュ軍の戦術
・ナンシーの戦い
近世の戦術
終わりに
参考文献