デザイン視点でイラストを描く

伝えたいことが伝わる29のヒント

2023/01/24新刊 好評発売中

定価 2,090円 (本体 1,900円+税)

著者・編者mashu 著
監修玉置淳 監修
ISBNコード978-4-8373-0823-2
Janコード9784837308232
CコードC3071
サイズ・付属品A5判
ページ数160ページ

あなたのイラストをデザインの力で輝かせる——
いちばん親切な「イラスト×デザイン」の本、誕生!

「思った通りに描けない」「自分にはセンスがない」……
絵を描くことは楽しかったはずなのに、なんだか辛いと
感じてしまうことはありませんか?
本書は、デザイナーとしての経歴を活かしてまとめた、
デザイン視点でイラストをブラッシュアップさせるための指南書です。

アイデアから構図、ディテールの描き込み、色、そして
キャラクターデザインまで、イラストを描くあらゆる過程において、デザインの知識を活用する方法を伝授します。
「いくら描いても上達できない」と思い悩んだ経験のある著者だからこその、心に響くアドバイスも満載。

センスはコツコツと積み上げた知識が作るもの。
「伝えたい」ことが「伝わる」イラストを描くことを目標に、「頑張りはいつか報われる」を合言葉に、著者と一緒に「デザイン視点」を身につけてみませんか。

豊富な図解とシンプルな解説で、イラスト初心者の方をはじめ、絵を描く全ての方にとって頼れる1冊です。

※本書掲載の図版およびテキストの著作権は著者に帰属しますので、権利の侵害とならないようご注意ください。

著者紹介

【著者:mashu /ましゅ】
桑沢デザイン研究所出身。デザイナーとして勤務しながら、SNSを中心に作家、イラストレーターとして活動する。書籍『Love Fantasy 塗り絵 花ことば~ふしぎの国の妖精たち』(MdN)、企業とのコラボイラスト、挿絵などのアートワークを担当。豊かな発想で日常の何気ないものをロマンティックな世界観で描く。

【監修:玉置淳 /たまおきじゅん】
筑波大学大学院修士課程芸術研究科デザイン専攻修了。修了後、制作会社でwebサイト、スマートフォンアプリ、VR映像等の制作に従事。現在、桑沢デザイン研究所造形分野教育職員。文化庁メディア芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレ、SIGGRAPH・E-Tech出展。IVRCグランプリ、ルミエール・ジャパン・アワードVR部門特別賞など。

目次

絵を描いているあなたへ
本書の読み方

Chapter1「伝えたい」ことが「伝わる」ために—デザイン視点に立つ 
HINT1 良い絵とはなにか
HINT2 「デザイン」ではこう考える 
HINT3 「伝わる」力の鍛え方 
HINT4 「伝えたい」ことを大切に 

Chapter2 描くものを決める—アイデア 
HINT5 アイデアとは 
HINT6 アイデアは誰にでも降りてくる 
HINT7 アイデアの集め方 
HINT8 アイデアを整理する 
HINT9 アイデアの鍛え方 
作例 

Chapter3 絵を設計する—構図 
HINT10 構図とは 
HINT11 描くときのポイント 
HINT12 パターンにあてはめる 
HINT13 構図の鍛え方 
作例 

Chapter4 描き込む—ディテール 
HINT14 神は細部に宿る 
HINT15 思い通りに描けないとき 
HINT16 線がなじまないとき 
HINT17 人体を描くコツ 
作例 

Chapter5 着彩する—色 
HINT18 色の性質 
HINT19 色の相対性 
HINT20 色のイメージ 
HINT21 色の決め方—基本
HINT22 色の決め方—応用 
HINT23 脱・ダサい色 
作例

Chapter6 実践—キャラクターデザイン
HINT24 因数分解と概念化 
作例 
HINT25 キャラクターデザインの考え方 
HINT26 キャラクターをデザインしよう 
作例

Chapter7 描き続けるために 
HINT27 準備はOK? 
HINT28 上達の達人 
HINT29 敵は我なり 

巻末ギャラリー 
おわりに 
参考文献 

COLUMN
千里の道も一歩から—理論と実践の反復
絵が下手な人の強み—センスの良さとは  
絵柄は細部の集合体 
総仕上げ、タイトルのつけ方—「伝えたい」ことからアイデアを広げる 
絵を仕事にする—アート型とデザイン型 

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