男の絵日記
定価 1,540円 (本体 1,400円+税)
著者・編者 | 河村光一郎 |
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ISBNコード | 978-4-8373-0173-8 |
Janコード | 9784837301738 |
Cコード | C3071 |
サイズ・付属品 | B5判 |
ページ数 | 112ページ |
その時、その時間、何を考えていたか? 自分の足跡を手描きで残すライフスケッチのすすめ。
人生の記録を写真で残す人は多い。しかし、写真では気持ちまでは決して残すことはできない。描くものは何でもいい。上手・下手も関係ない。絵に文章を添えて残しておくと、ページをめくったときにその時の記憶がよみがえるはず。忘れたくない感動をとどめるには絵日記が最適だ。毎日絵日記を描くことは、描くものを探すことでもあり、ものの見方が変わってくる。人生を積極的に、楽しく、豊かに生きるために、大人だからこそ絵日記がいいのだ。
わかりやすい水彩画のテクニックを豊富に収録していますので、絵を描いたことがないという方にもおすすめの本。
■絵日記ブログ「アイビー男のなんでもスケッチ」
http://riosketch.exblog.jp
※本書掲載の図版およびテキストの著作権は著者に帰属しますので、権利の侵害とならないようご注意ください。
著者紹介
<著者について>
河村光一郎。グラフィックデザイナー。湘南生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業。アド・センター、東京アド・デザイナーを経て、平凡パンチ、プレイボーイ等のデザインを創刊号より手がけた。30年来、趣味で描いていた絵日記スケッチが「VAN」の石津祥介氏に認められ、レナウンの商品イラストなどのスケッチを描き続けている。6年前より穂高にも住まいを構え、東京と穂高でのライフスタイルを楽しんでいる。
目次
<目次>
■プロローグ
僕が絵日記を描くわけ
Country & City
二つの異なる環境が良い刺激に
■道具と技法
What to Draw
何を描く?
Tool & Bag
僕のバッグの中には
Technique
色作りは、難しく考えない
失敗しても、その線は残して
■僕の12ヶ月
365日連続絵日記カレンダー
■テクニック公開──スケッチが仕上がるまで
格好いいと感じた部分を思いきってアップで(カバン)
ゴワっとした感じはカゲで(リュック)
正確に描くのではなく雰囲気を描く(コーヒー)
描きたい部分を大切に(ベルト)
同色が多いときは色を作っておく(レタス)
全体を描く必要はない(シャツ)
手前にあるモノは最後に塗る(サングラス)
水滴の表現はホワイトで(グラス)
光った部分は白を残して塗る(ビン)
両方描くのは難しい(靴)
グラデーション塗りを部分的に使う(ツル植物)
ヘリンボーンの雰囲気は色鉛筆で(ジャケット)