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中国明朝の服飾と生活
2025/04/22新刊 好評発売中
定価 3,190円 （本体 2,900円＋税）
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| 著者・編者 | 陸 楚翬 著 |
|---|---|
| 翻訳 | 古田 真一・栗城 延江 |
| ISBNコード | 978-4-8373-0598-9 |
| Janコード | 9784837305989 |
| Cコード | C3071 |
| サイズ・付属品 | A5判 |
| ページ数 | 240ページ |
| 原書タイトル | 图解中国传统服饰 我在明朝穿什么 |
「中華らしさ」を確立した時代の服飾と着用シーンが、鮮やかな図版で蘇る！
もし明朝の結婚パーティやお葬式に招かれたら、どんな格好で行けばよいでしょう？
本書では、中国の明朝（1368〜1644年）における性別・年齢・身分・季節による服飾の違いや、日常生活や冠婚葬祭など、具体的なシチュエーションに応じた装いを紹介。再現イラストと豊富な資料で、当時の人々の生活を身近に感じられる新機軸の図版資料集です。
貴重な装束の現存史料や模式図、当時の人々の姿を描いた絵画作品なども満載。龍や麒麟、草花などを織り表した鮮やかな文様、染色や刺繍、繊細な彫金など、技巧を凝らした服飾品の写真も見どころのひとつです。中国の季節行事や風習についても触れ、伝統や規則を重んじる当時の人々の様子を垣間見ることができます。
※本書掲載の図版およびテキストの著作権は著者に帰属しますので、権利の侵害とならないようご注意ください。
著者紹介
陸 楚翬（ルー・チューフイ）：
作家として中国の服飾を一般の人にも平易に解説するとともに、研究者として中国服飾のシンポジウムに参加。著書に『如何正確着装：漢服着装実用指南』、『従嘉靖年間的出土衣物看明人着装風尚』、『円領対襟類衣衫正確的帰類和搭配』などがある。
【訳者プロフィール】
古田 真一（ふるた・しんいち）：1954年生まれ。帝塚山学院大学名誉教授。1986年から1990年まで北京大学に公費留学。専門は中国絵画史。編著書に『中国の美術―見かた・考えかた』（昭和堂、2003）など、監修・翻訳に『中国美術全史』（全4巻、東京大学出版会、2019）、『中国の服飾史入門』（マール社、2023）などがある
栗城 延江（くりき・のぶえ）：中国服飾研究家。1986年から1990年まで北京大学にて中国哲学、考古学、美術史を専攻。専門は中国服飾史。訳書に『中国古代の服飾研究』（京都書院、1995）、『中国服飾史図鑑』（全4巻、科学出版社東京、2018）、監修・翻訳に『中国の服飾史入門』（マール社、2023）などがある。
【日本語版装丁・日本語版本文デザイン】
福田あやはな
https://www.ayhnkbk.com/
目次
収録内容：
男女の夏の普段着（下着・布地・髪型・アクセサリー・履き物・僕童や庶民の服装）
冬の衣装（布地・雨具）
訪問時の礼装（補子・儒者や官僚の服装）
宴席での盛装（冠・吉服・庶民の盛装）
婚礼での盛装（結納品・髪飾り・庶民の婚礼服）
喪服（寿衣・弔問服）
元宵節
朝参に着る服装（民間の元日・宮廷の元日）
文人の道服
野外スポーツの服装
少年少女の髪型
ほか
